【四字熟語】
暗闘反目
【読み方】
あんとうはんもく
【意味】
敵意を表面に現わさないで争うこと。ひそかにかげでにらみあうこと。
【語源・由来】
「暗闘」はひそかにかげで争うこと。裏面での争い。
「反目」はにらみ合うこと。仲のわるいこと。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
hostility
be at odds
hostility は反目、be at odds は反目するという意味。
英語例文
我々は君に敵意を持っていない。We have to no hostility toward you.
両家は長い間反目し合っていた。The two families have been at odds with each other for a long time.
英語例文
我々は君に敵意を持っていない。We have to no hostility toward you.
両家は長い間反目し合っていた。The two families have been at odds with each other for a long time.
暗闘反目(あんとうはんもく)の使い方
生徒会長選挙まであと少しにせまったわね。
相手は強敵だけどがんばるよ。
テストの成績でも暗闘反目し合っているものね。
ぜひ、ともこちゃんも応援してよね。
暗闘反目(あんとうはんもく)の例文
- 資産家の父親が病床に着いてからというもの、兄弟たちはその遺産をめぐって暗闘反目していた。
- 社宅での生活は一見和気あいあいと仲が良さそうだったが、実際は暗闘反目し合う殺伐としたものであったことに、彼女は初めて気が付いた。
- この国の二大政党は政策を競うのではなく、ただ主導権をめぐって暗闘反目するだけの存在だった。
- 彼らは解釈の違いから長い間暗闘反目していたが、とうとう二派に分裂するに至った。
- 東の国と西の国は暗闘反目し合ったまま、何の解決策も見出すことができず、長い年月を過ごしていた。
まとめ
ライバルという言葉があります。暗闘反目とはある意味そういう関係なのだろうと思います。
スポーツ界であればそれはお互いを高め合うすばらしい関係ですが、残念ながらこの言葉はいい意味で使われることは少ないようです。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」でも、モンタギュー家とキャピュレット家は最後に和解することになりますが、そうなるまでに若い二人の命が失われてしまいます。
争っていても手遅れになってしまわないよう、寛容な心を持つことが大事なのかもしれません。