【四字熟語】
一虚一盈
【読み方】
いっきょいちえい
【意味】
あるいはむなしく、あるいは満ちる。常に変化して一定の形を保つことなく、測りがたいことのたとえ。むなしいときもあれば、満ちるときもある。
【典拠・出典】
『晋書』「皇甫謐伝」
【類義語】
・一虚一実(いっきょいちじつ)
・一虚一満(いっきょいちまん)
【英語訳】
constantly changing
一虚一盈(いっきょいちえい)の使い方
夏休みに入ってから、毎朝ラジオ体操に必ず参加しているんだって?
うん、僕は毎朝必ず参加しているよ。
私はあまり参加できていないけど、みんな参加しているのかな。
日によって参加者が多い日もあれば、逆にすごく少ない日もあって、一虚一盈だけどね!
健康にも良いから、一緒に毎朝参加しようよ。
健康にも良いから、一緒に毎朝参加しようよ。
一虚一盈(いっきょいちえい)の例文
- 当社の売上は増減幅が大きく、一虚一盈して測りがたいところがある。
- この池は、水量が減ったかと思うと、急に増えたりしている。まったく一虚一盈だ。
- 梅雨時は雨が降ったりして気温が増減するから、来客数が一虚一盈して予測がしにくい季節だ。
- この川は大雨が降ると大量に水が流れ氾濫したり、一方、雨が降らなくなると干上がってしまう、一虚一盈の川なんだ。
- あの国民的番組が終わるなんて夢にも思ってなかったけど、やっぱり時代は一虚一盈なんだとしみじみ思います。
- 季節が変わる時期は、雨が降ったり、晴天になったかと思うと台風が来たり、一虚一盈な季節に、私たち人間は右往左往してしまいます。
- 世の中は常に変化しています。あの窓ガラスでさえ、実は流体なんです。一虚一盈に変わり続けることは世の常。もし、唯一、不変で変わらないものがあるとするならば、それは「世の中は変化し続ける」という事実だけです。