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万世不刊【ばんせいふかん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
万世不刊

【読み方】
ばんせいふかん

【意味】
いつまでも滅びることがないこと。

【語源・由来】
「不刊」は滅びない、摩滅しない。「刊」はけずり除く。昔の文書は竹簡に漆で書き、不要の部分は削り取ったことからいう。

【典拠・出典】
揚雄「十八侯銘」

【類義語】
・万代不刊(ばんだいふかん)

万世不刊(ばんせいふかん)の使い方

健太
モーツァルトの作った曲は万世不刊だろうね。
ともこ
ええ。この先ずっと愛されていくでしょうね。
健太
現代の作曲家の作品でも、後世に伝えられていくような万世不刊な曲が出てくるかな。
ともこ
出てくるかもしれないし、もうすでに出ているかもしれないし、200年くらい経ってみないとわからないわね。

万世不刊(ばんせいふかん)の例文

  1. 沈みゆく夕日を見て美しいと感じる心は万世不刊のものでしょう。
  2. 万世不刊なのは信仰と愛と希望です。
  3. この国は神の力に守られているので万世不刊です。
  4. 人間だけが万世不刊でずっと地球上に君臨し続けることができると思っているならば、それはおこがましいことだ。
  5. 火災にも地震にも負けずに残った法隆寺の五重塔を見ると万世不刊のように見える。

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