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墨翟之守【ぼくてきのまもり】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
墨翟之守

【読み方】
ぼくてきのまもり

【意味】
自分の説などを堅く守って改めないこと。

【語源・由来】
「墨翟」は中国戦国時代の思想家墨子のこと。城の守りが非常に堅固であることから。
中国楚が小国の宋を攻めようとした。それを聞いた墨子は楚に行き軍師公輸般(盤ともいう)と机上戦を行い、般は宋の城をさんざん攻撃したが、墨翟は城をしっかり守って、九度も攻撃を退け、楚はついに宋攻撃をあきらめたという故事から。

【典拠・出典】
戦国策』「斉策」

墨翟之守(ぼくてきのまもり)の使い方

健太
父さんは、墨翟之守で絶対に僕の言うことを聞かないんだ。
ともこ
へえ。それは困ったわね。
健太
一回金づちで頭を粉々にしてやわらかくなるまでこねくり回してやりたいよ。
ともこ
それができたらいいわね。

墨翟之守(ぼくてきのまもり)の例文

  1. 健太くんは墨翟之守だから、ともこちゃんの言うことに耳を貸そうとしませんでした。
  2. いくらこの方法のメリットを伝えても、彼は墨翟之守だから旧来の方法でいいんだと言い張るんです。
  3. 墨翟之守が相手だと、改革は難しく手間がかかります。
  4. その現象を見た彼は、さすがに墨翟之守といった態度を改めざるを得ませんでした。
  5. 父さんは墨翟之守で、絶対に自分が正しいと思い込んでいます。

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