著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

望文生義【ぼうぶんせいぎ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
望文生義

「文を望みて義を生ず」とも読む。

【読み方】
ぼうぶんせいぎ

【意味】
文字の意味をあまり考えず、見当で勝手に解釈すること。

【語源・由来】
『輶軒語』より。「文」は字句。「義」は意味。

【典拠・出典】

望文生義(ぼうぶんせいぎ)の使い方

健太
最近のネットのニュースは望文生義なものが多いよね。
ともこ
そうね。自称芸能関係者たちの証言をもとに想像、妄想して書いた記事が多いわね。
健太
さすがにあんなひどい記事を鵜呑みにする人たちはいないと思うけれども、あんなレベルが低い文章を読んでいると、日本人の品格が落ちそうだね。
ともこ
日本の将来が心配ね。

望文生義(ぼうぶんせいぎ)の例文

  1. 健太くんには望文生義する悪い癖があるから、ともこちゃんがいないと彼は誤った道を歩んでいくことになるでしょう。
  2. 人の意見を無視して望文生義する健太くんは、もっと熟考すべきだと思います。
  3. あの訳者の訳した文章は望文生義したもので、原作者の意図を無視しすぎです。
  4. 望文生義な健太くんは、常に自分の都合のよいように解釈します。
  5. 予言書を望文生義して、大勢の人たちを不安に陥れました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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