【四字熟語】
猫鼠同眠
【読み方】
びょうそどうみん
【意味】
どろぼうを捕らえる者とどろぼうがなれ合うこと。また、上役と下僚が結託して悪事を働くことのたとえ。
【語源・由来】
猫と鼠が共に眠るという意味から。
【典拠・出典】
『新唐書』「五行志」
【類義語】
・猫鼠同処(びょうそどうしょ)
猫鼠同眠(びょうそどうみん)の使い方
警察が、泥棒と猫鼠同眠していたんだって。びっくりしたよ。
ええ。ニュースで聞いたわ。警察が犯罪を見逃してあげるだなんて、正義の味方にあるまじき行為よね。
警察が僕たち国民の敵だと何を信じていいかわからないね。
不信が募ると世の中が乱れるわよね。
猫鼠同眠(びょうそどうみん)の例文
- 部長と社員が猫鼠同眠して会社のお金を横領していたようです。
- 厚生労働省の役人と製薬会社が猫鼠同眠すると、危険な薬が世の中に出回ります。
- 調査員と企業が猫鼠同眠して、検査をすり抜けさせたようです。
- 政治家が企業からの接待を受け、猫鼠同眠して、自分たちに都合がいい法律を作っています。
- 大学と文部科学省が猫鼠同眠して、裏口入学を斡旋していました。