【四字熟語】
冢中枯骨
【読み方】
ちょうちゅう(の)ここつ
【意味】
無能でとりえのない人のたとえ。
【語源・由来】
「冢」は墓のことで、墓の中の白骨のこと。
【典拠・出典】
『三国志』「蜀志・先主伝」
冢中枯骨(ちょうちゅう(の)ここつ)の使い方
僕もともこちゃんと一緒にいたのに、何で先生はともこちゃんにだけ仕事を頼んだんだろうね。
健太くんが冢中枯骨だからじゃないの。
そんな、ひどい。僕だってやればできる子なのに。
この前だって逆に糊付けして、結局先生がやり直していたじゃないの。冢中枯骨だって思われているのよ。
冢中枯骨(ちょうちゅう(の)ここつ)の例文
- 健太くんは、昔は神童と言われていたのに、今ではなぜか冢中枯骨でしかない。
- 冢中枯骨な健太くんが手伝いに来てくれても、仕事が余計に増えるだけだと思います。
- あんな冢中枯骨な人が主役を射止めるなんて、どんなコネを使ったんでしょうね。
- 健太くんは冢中枯骨だから、就職活動は難航するだろうね。
- AIが相手だと、ほとんどの人が冢中枯骨になるだろうけれども、その日が来るのは遠くない未来なんだろうな。