【四字熟語】
断機之戒
【読み方】
だんきのいましめ
【意味】
学問は中途で放棄してしまっては何にもならないという教え。
【語源・由来】
孟子が学問をしても進歩がないと言うのを聞いた孟子の母は、はた織りの糸を切り、学問を途中でやめるのは、この未完成の織物と同じだと戒めた故事から。
【典拠・出典】
『列女伝』「鄒孟軻母」
【類義語】
・孟母断機(もうぼだんき)
断機之戒(だんきのいましめ)の使い方
√(ルート)ってなんだよ。こんなものが実生活に必要になる瞬間があるのか。もう勉強はやめだ!
断機之戒っていうじゃないの。ここであきらめたら試合終了よ。
そんなこと言ったって僕には向いていないよ。
いつか√(ルート)を使う仕事につくかもしれないじゃないの。継続は力なりっていうでしょう?がんばりましょう。
断機之戒(だんきのいましめ)の例文
- 受験に失敗したからといって勉強をやめるのは愚かなこと、断機之戒を守ろう。
- 断機之戒というように、今勉強をやめるのは得策じゃないよ。
- 勉強をやめるのは簡単だけれども、断機之戒というように、今までの努力が無駄になりいずれ後悔することになるよ。
- 断機之戒っていうじゃない、僕は君に勉強を続けることをすすめるよ。
- 自分には無理と決めつけるなんて、断機之戒というように、勉強をやめるなんて愚か者のすることだよ。