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多士済済【たしせいせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

多士済済

多士済済の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
多士済済

【読み方】
たしせいせい

【意味】
すぐれた人物が数多くいること。また、そのさま。

四字熟語の博士
「多士済済」という四字熟語は、たくさんの優れた人材が集まっている状況を指すんだよ。
それぞれの人が自分の才能を生かして活躍している、という意味があるんだ。
助手ねこ
ええなぁ、それは「すごい人がたくさんいる」ってことやな。
みんな、それぞれに得意なことがあって、それを活かして元気に働いてるんやな。
これは、「いろんな才能が集まるとすごいことができる」って教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「多士」は多くのすぐれた人材の意。「済済」は数が多くて盛んな様子から。

【典拠・出典】
詩経』「大雅・文王」

【類義語】
少数精鋭(しょうすうせいえい)
・人才済々(じんさいせいせい)
・済済多士(せいせいたし)

【英語訳】
collection of excellent persons

excellentは「優れた」という意味の形容詞。
英文例
我がグループは多士済済だ。Our group is collection of excellent persons.

多士済済(たしせいせい)の解説

カンタン!解説
解説

「多士済済」っていうのは、すごくたくさんのすごい人たちがいるということを言うんだよ。たとえば、サッカーの選手だったら、メッシやロナウドなどのスーパースターがたくさんいるような状況をイメージしてみて。

「多士」は、たくさんのすごい人たち、つまり才能あふれる人々のことを指すんだ。「済済」っていうのは、ものごとが盛んに進んでいる、という意味だよ。「さいさい」とも読むこともあるんだ。「済済多士せいせいたし」とも言うことがあるよ。

この「多士済済」っていう言葉を使って、「多士済々の園遊会」って言うと、たくさんのすごい人たちが集まっているパーティーみたいなものを表現しているんだ。ちなみに、この言葉の出典は、中国の古代の詩集『詩経しきょう』の中の一節、「大雅たいが文王ぶんのう」から来ているんだよ。

多士済済(たしせいせい)の使い方

ともこ
いよいよ来年で卒業ね
健太
そうだね、来年から中学生か。楽しみのような不安のような、って感じだね
ともこ
野球部はどうなるのかしら?主力はみんな6年生でしょ?
健太
大丈夫だよ。うちのチームは多士済済だから、きっとうまくいくよ

多士済済(たしせいせい)の例文

例文
  1. 我が党は、例え私ひとりが抜けても多士済済、きっと志を継いでくれる仲間がいると期待している。
  2. 次の新製品開発に向け、全社から各方面のエキスパートが集められたチームが編成された。そのメンバーは多士済済で、これならきっとヒットする製品を開発できるだろう。
  3. 私が入学した私立高校の特別進学コースは、有名公立・私立大学への合格率が県内トップという、まさに多士済済な生徒ばかりが集められたクラスだ。
  4. 今度の国体は、インターハイや社会人スポーツ界で県内トップクラスのアスリートが集めら得た、精鋭チームで臨む。その顔ぶれを見ると多士済済で、きっと優秀な成績をおさめることができるだろう。
  5. 来年の国際野球大会には、甲子園で活躍したプロ顔負けの選手がずらりと勢揃いし、多士済済のメンバーで挑むので、好成績が期待できる。

多士済済の文学作品などの用例

  1. 多士済々のお役所には、下にも上にも、うの目たかの目がそろっているから、<森鴎外・不思議な鏡>

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