【四字熟語】
弩張剣抜
剣抜弩張(けんばつどちょう)ともいう。
【読み方】
どちょうけんばつ
【意味】
情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。
【語源・由来】
『法書要録』引の『袁昂古今書評』より。石弓をひきしぼるという意味。「弩」はいしゆみ。ばねじかけで石や矢を遠くに飛ばす道具。
【典拠・出典】
『漢書』「王莽伝・下」
【類義語】
・刀光剣影(とうこうけんえい)
・一触即発(いっしょくそくはつ)
・剣抜弩張(けんばつどちょう)
弩張剣抜(どちょうけんばつ)の使い方
ともこちゃんの書は弩張剣抜だね。すごい気迫を感じるよ。
気合を込めて書いてみました。
これはきっと後世に残る書だね。
そうなるといいわね。
弩張剣抜(どちょうけんばつ)の例文
- ともこちゃんを奪い合って、健太くんと彼は弩張剣抜、一触即発といった感じでした。
- 冷戦時代、アメリカとソ連が弩張剣抜、すわ第三次世界大戦かと思われた危機がありました。
- ミサイルが日本上空を通過し、弩張剣抜となりました。
- 弩張剣抜、緊迫した空気が流れています。
- 健太くんの書は弩張剣抜、元気で迫力のある字でした。