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一触即発【いっしょくそくはつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

一触即発

一触即発の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
一触即発

【読み方】
いっしょくそくはつ

【意味】
非常に緊迫した状況にさらされていること。ちょっと触れただけですぐに爆発しそうな状態の意。

四字熟語の博士
「一触即発」という四字熟語は、非常に緊張した状況を表しているんだよ。

ちょっと触れるだけですぐに爆発するような、危険と隣り合わせの状態をイメージしているんだ。

助手ねこ
なるほどな、それはつまり、「触るだけでドカンと爆発しそうな、すごくピリピリした状況」ってことやな。

ホンマに危ない状況やな。これは、「注意深く行動せなあかんとき」を表してる言葉やな。

【語源・由来】
「即」はすぐにの意。

【典拠・出典】
李開先「原生堂記」

【類義語】
一縷千鈞(いちるせんきん)
一髪千鈞(いっぱつせんきん)
危機一髪(ききいっぱつ)
・累卵之危(るいらんのき)

一触即発(いっしょくそくはつ)の解説

カンタン!解説
解説

「一触即発」っていうのは、何かにちょっと触れただけで、すぐに大事件が起きそうな、すごく緊張した状態のことを表すんだよ。例えば、ちょっとしたことで大問題が起きちゃいそうな、ヒヤヒヤするような状況を指すんだ。「即」っていうのは、「すぐに」っていう意味だよ。

なんていうか、弓矢を全力で引っ張って、いつ矢が飛び出すかわからない、そんなピリピリとした状態をイメージしてみて。そんな状態を「一触即発」って言うんだ。

例えば、「一触即発の国際情勢」とかって使うと、国と国との間で、ちょっとしたことで戦争が始まっちゃうような、すごく緊張した状況を表しているんだよ。ちなみに、この言葉の出どころは、李開先りかいせんっていう人が書いた「原性堂記げんせいどうき」っていう本から来ているんだよ。

一触即発(いっしょくそくはつ)の使い方

健太
昨日は本当にやばかったよ!ともこちゃん昨日休んでて本当によかったと思うよ!
ともこ
なになに?何があったの?
健太
昨日、学校の窓ガラスが割られてたんだけど、このクラスのみんなのせいにしようとしたんだ。だけど僕たち本当に何も知らないからみんなイライラしてね、まさに一触即発って感じだったよ。
ともこ
そうだったんだ!休んでて本当によかったわ。

一触即発(いっしょくそくはつ)の例文

例文
  1. 市民と兵隊の感情はそのことをきっかけに一気に高まり、町中はいつ争いが起こってもおかしくないような一触即発のムードに包まれた。
  2. 先週の会議では私の上司と他の部署の部長との意見がぶつかり合って、一触即発という空気が流れて、本当に辛かった。今週は部長が不在だから穏やかになるといいのだが。
  3. 国境線を挟んで両国の軍隊がにらみ合い、一触即発の状態がもう1週間は続いている。兵士も疲れているだろう。
  4. 冷戦中はどちらの国のトップもミサイルのボタンに手を当て、まさに一触即発という状況だった。
  5. 私が子供の頃、両親はあまり仲が良くなくたまに一触即発の状況になることがあった。そんな時はよく隣のおばあさんのお家に逃げ出したものだ。

一触即発(いっしょくそくはつ)の文学作品などの用例

  1. 十一月 土佐の坂本竜馬、中岡慎太郎、暗殺され、まさに一触即発の形勢となる。<安部公房榎本武揚>

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