【四字熟語】
一触即発
【読み方】
いっしょくそくはつ
【意味】
非常に緊迫した状況にさらされていること。ちょっと触れただけですぐに爆発しそうな状態の意。
【語源・由来】
「即」はすぐにの意。
【典拠・出典】
李開先「原生堂記」
【類義語】
・一縷千鈞(いちるせんきん)
・一髪千鈞(いっぱつせんきん)
・危機一髪(ききいっぱつ)
・累卵之危(るいらんのき)
一触即発(いっしょくそくはつ)の使い方

昨日は本当にやばかったよ!ともこちゃん昨日休んでて本当によかったと思うよ!

なになに?何があったの?

昨日、学校の窓ガラスが割られてたんだけど、このクラスのみんなのせいにしようとしたんだ。だけど僕たち本当に何も知らないからみんなイライラしてね、まさに一触即発って感じだったよ。

そうだったんだ!休んでて本当によかったわ。
一触即発(いっしょくそくはつ)の例文
- 市民と兵隊の感情はそのことをきっかけに一気に高まり、町中はいつ争いが起こってもおかしくないような一触即発のムードに包まれた。
- 先週の会議では私の上司と他の部署の部長との意見がぶつかり合って、一触即発という空気が流れて、本当に辛かった。今週は部長が不在だから穏やかになるといいのだが。
- 国境線を挟んで両国の軍隊がにらみ合い、一触即発の状態がもう1週間は続いている。兵士も疲れているだろう。
- 冷戦中はどちらの国のトップもミサイルのボタンに手を当て、まさに一触即発という状況だった。
- 私が子供の頃、両親はあまり仲が良くなくたまに一触即発の状況になることがあった。そんな時はよく隣のおばあさんのお家に逃げ出したものだ。