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円頓止観【えんどんしかん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
円頓止観

【読み方】
えんどんしかん

【意味】
人格を完成した究極の境地をいう。仏教で、すべての物事を欠けることなくそなえ雑念がなく、ただちに悟りに至る境地のこと。すべての存在が、そのまま真実の理法にかなうことを修得する観法。

【典拠・出典】

【類義語】
・摩訶止観(まかしかん)

円頓止観(えんどんしかん)の使い方

健太
円頓止観に至るには、心をひとつにする必要があるんだって。
ともこ
へえ。どうすればいいのかしら?
健太
心を一つにするには、笑うことと、極度の恐怖を体験する事なんだって。
ともこ
恐怖からは逃げてしまうと思うわ。毎日笑って笑って笑い死にするんじゃないかしらっていうくらい笑うようにするわ。

円頓止観(えんどんしかん)の例文

  1. 円頓止観、思い込みを捨て、姿勢を正し、自己を内観して心を安定させる必要があります。
  2. 円頓止観、思考が止まり、寂滅の境地となり、今まで体験したことがないような静寂が訪れます。
  3. 円頓止観、フィルターを通さず、あるがままに受け入れることで正しく判断することが可能になります。
  4. 人を裁く裁判官には、円頓止観が必要です。
  5. 落ちつきのない健太くんが、円頓止観に達するにはあと何十年と掛かるでしょう。

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