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円融滑脱【えんゆうかつだつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
円融滑脱

【読み方】
えんゆうかつだつ

【意味】
何事も思うままで、角立たないこと。物事にこだわらず、そつなくこなすようす。

【語源・由来】
「円融」は、丸くて角がないこと。また、なだらかで滞りがないこと。「滑脱」は、滞りなく、思いのままにできることから。

【典拠・出典】

【類義語】
円転滑脱(えんてんかつだつ)
円滑洒脱(えんかつしゃだつ)

【英語訳】
do anything faultlessly without sticking

faultlesslyは「そつがない」という意味の副詞。stickは「固執する」という意味の動詞。
英文例
彼の仕事ぶりは円融滑脱だ。His work is doing anything faultlessly without sticking.

円融滑脱(えんゆうかつだつ)の使い方

ともこ
今度生徒会に入ってきた隣のクラスの子なんだけど、すごく優秀なのよ
健太
うわさは聞いているよ。学校新聞の編集を頼んだら、あっという間に終わったってびっくりしてたよ
ともこ
あんまり細かいことにはこだわらずに、円融滑脱で作業をしているみたい。なかなかできることじゃないわ
健太
そうなんだ、次の学校新聞のできが楽しみだね

円融滑脱(えんゆうかつだつ)の例文

  1. 今度配属された新入社員は、とても優秀だ。円融滑脱で仕事を進めるので、頼んだ作業もあっという間に終わる。これからの成長が楽しみだ。
  2. 今度の客先との会議の司会は、彼に頼もう。彼なら円融滑脱なのできっとスムーズに議事が進むはずだ。
  3. 私は円融滑脱な仕事ぶりが評価されて、本店に栄転になった。細かいことにこだわらないのが幸を奏したようだ。
  4. 彼女は誰の意見も平等に聞くので、とりまとめをしてもらうと全体が予定通りに進む。円融滑脱なので、任せても大丈夫だろう。
  5. 僕は日頃から円融滑脱に仕事を進めることを心がけている。

まとめ

「円融」は、丸くて角がないこと。また、なだらかで滞りがないことを、「滑脱」は、滞りなく、思いのままにできることから、円融滑脱(えんゆうかつだつ)は、物事にこだわらず、そつなくこなすようすを表す言葉となりました。時と場合にもよりますが、あまり細部にこだわりすぎると、全体が見えなくなって物事が思うように進まなくなることもあります。円融滑脱(えんゆうかつだつ)を心がけて、全体を見ながら物事を進めるように気をつけましょう。


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