著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

燕頷虎頭【えんがんことう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
燕頷虎頭

【読み方】
えんがんことう

【意味】
尊い身分・貴人になる相で、遠国で封侯になる人相をいう。

【語源・由来】
「燕頷」は、燕(つばめ)のようなあごの形のことで、武芸に秀でた相とされ、「虎頭」は、虎(とら)のようながっしりとした頭のことで、威厳があって人の上に立つことのできる人相とされる。

【典拠・出典】
後漢書』「班超伝」

【類義語】
燕頷虎頸(えんがんこけい)

燕頷虎頭(えんがんことう)の使い方

ともこ
健太くんは空手を習っているけれども、燕頷虎頭、優秀な空手の選手になりそうな顔をしているわよね。
健太
ええー?本当に?どの辺が?
ともこ
眉毛がきりっと太い所が、意志の強さを物語っているようだわ。
健太
じゃあ、おしゃれになっても眉毛は剃らないように気を付けるよ!

燕頷虎頭(えんがんことう)の例文

  1. 燕頷虎頭、この子は強そうな顔をしているから柔道を習わせよう。
  2. 燕頷虎頭、占い師に、剣道をやると成功する顔をしていると言われました。
  3. 燕頷虎頭、君は目つきが悪いから、目力で相手を圧倒できるので武術を習うと良いよと言われました。
  4. 燕頷虎頭、あなたは出世する顔をしているから、地元ではなく都会に出たほうが良いですよ。
  5. 燕頷虎頭、大成しそうな顔だから、海外に羽ばたくと良い。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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