【四字熟語】
怨徹骨髄
【読み方】
えんてつこつずい
【意味】
人を怨む気持ちがきわめて激しく、心の底から恨み憎むこと。
恨み憤ることの極めて甚だしいこと。
【語源・由来】
非常に怨みが強く、骨髄にまで怨みが達するという意味が由来です。
訓読みでは「怨み骨髄に徹す」 (うらみこつずいにてっす)と読みます。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・怨入骨髄(えんにゅうこつずい)
【英語訳】
resentment
怨徹骨髄(えんてつこつずい)の使い方
ね、聞いて!この間、隣のクラスの近藤君にいやがらせされたの。
えー、確かに近藤君は最近意地悪なことを他の生徒にもしているって聞いたことあるよ。先生に言った?
ううん、まだ言っていないけど、本当に悔しい。
怨徹骨髄とはこのことだわ。
怨徹骨髄とはこのことだわ。
もう黙っちゃいられないね。一緒に先生のところに相談に行こうよ。
怨徹骨髄(えんてつこつずい)の例文
- もともと彼女は根に持つ性格でしたが、長年の職場での嫌がらせに、もはや怨徹骨髄となり、復讐することを決意していた。
- 職場の役員の度重なる妨害工作で今回左遷されてしまった。怨徹骨髄となった彼は今回のことをすべて話すことを決め、社長に直談判するまでに至った。
- 以前から数々のトラブルは起きていたが、ついに今回の件で怨徹骨髄に至り、団地全員にすべてを話し、絶対に後悔させてやると心に決めました。
- この事件以来、怨徹骨髄となった彼は、見返すために猛勉強を始め、ついに弁護士となることに成功したのであった。
まとめ
怨徹骨髄(えんてつこつずい)は非常に怨みが強いため、その怨みが骨髄にまで達するという意味が由来で、「人を怨む気持ちがきわめて激しく、心の底から恨み憎むこと」「恨み憤ることの極めて甚だしいこと」の意味です。訓読みでは「怨み骨髄に徹す」 (うらみこつずいにてっす)と読みます。