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永遠無窮【えいえんむきゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
永遠無窮

【読み方】
えいえんむきゅう

【意味】
時のきわめて長いこと。いつまでも永遠に続くことのたとえ。

【語源・由来】
「永遠」は長く続いて果てしないさま。「無窮」は限りないことから。

【典拠・出典】

【類義語】
永永無窮(えいえいむきゅう)
永久不変(えいきゅうふへん)
・永世無窮(えいせいむきゅう)
未来永劫(みらいえいごう)

【英語訳】
eternally

eternallyは「永遠に」という意味の副詞。
英文例
その仕事は永遠無窮に続くかと思えた。I felt the job continued eternally.

永遠無窮(えいえんむきゅう)の使い方

ともこ
健太くん、英語の授業が終わったら必ずぐったりしてるわね。そんなに英語が苦手なの?
健太
苦手だよう。ちんぷんかんぷんでちっとも頭に入ってこないからさ、毎回、授業が永遠無窮に続くかと思うよ
ともこ
それは大変ね。私、けっこう得意だから教えてあげましょうか?
健太
頼むよ、誰かに助けてもらわないと、もう身がもたないや

永遠無窮(えいえんむきゅう)の例文

  1. その祭りは国の無形文化財に指定されるほど貴重な文化遺産だ。永遠無窮に未来へ伝えていかなければならない。
  2. 私は中学生のころ、頻繁に父から説教を受けていた。いまにして思えば父の説教は度をこえて長く、聞いている間は永遠無窮に感じられてとても疲れた。
  3. 近くの美術館で、古代中国の美術展が開かれていたので観に行ったのだがとても感動した。どれもすばらしく、歴史の重みを感じさせ、永遠無窮の趣があった。
  4. 北海道の原生林を旅行したのだが、自然の雄大さに心を打たれた。そこには永遠無窮の自然の営みがあり、人間の行いなどとても小さなものに感じられた。
  5. 僕は天文観測をするのが大好きだ。星を見ていると永遠無窮の宇宙の広大さを感じられるからだ。

まとめ

「永遠」は長く続いて果てしないさまを、「無窮」は限りないことから、永遠無窮はいつまでも永遠に続くことを意味する言葉となりました。永遠無窮(えいえんむきゅう)には、なにか宇宙の広がりや大自然の雄大さを感じることができ、とてもロマンあふれる言葉だと思います。みなさまは、永遠無窮(えいえんむきゅう)と聞いて、何を思い浮かべますか?


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