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不買美田【ふばいびでん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
不買美田

「美田を買わず」とも読む。

【読み方】
ふばいびでん

【意味】
子孫を甘やかし安楽な生活をさせるような財産を残さないこと。

【語源・由来】
「家を冨ますに良田を買うを用いざれ、書中、自ずから千鐘の粟有り」より。また、西郷隆盛が「児孫の為に美田を買わず」と唱したことで有名。

【典拠・出典】
北宋真宗「観学」

不買美田(ふばいびでん)の使い方

健太
ともこちゃんのおばあちゃんは資産家だから、ともこちゃんは安泰だね。
ともこ
そうでもないのよ。おばあちゃんは不買美田という考え方をしているから、私たちに資産は残さない予定なの。
健太
ええっ。あの莫大な財産を捨てるというの?
ともこ
捨てはしないわよ。困っている人たちに寄付するんですって。

不買美田(ふばいびでん)の例文

  1. 非課税だからと孫に1500万円を残そうとする祖父母たちがいるけれども、不買美田、それは孫の為にはならない。
  2. 私がこうやって浪費しているのは、不買美田というように、子孫のためを思って一円たりとも残さず使い切るためだよ。
  3. 売り家と唐様で書く三代目というように、財産を残すとろくでもないことになるから不買美田を貫く。
  4. 不買美田だといって、父は遺産を私たちに残さないように遺書を書き替えました。
  5. 不買美田の思想は子孫への愛情です。

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