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犬馬之養【けんばのよう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
犬馬之養

【読み方】
けんばのよう

「けんばのやしない」とも読む。

【意味】
精神的な情愛がない物質的な援助だけですませようとする、誠意のない親孝行のこと。

【語源・由来】
「養」は、やしなう。家畜の犬や馬を養うように、ただ衣食を与えるだけで、父母を敬う気持ちがないならば、父母と犬馬とどこに違いがあるのか、という意から。「養」は、「やしない」とも読む。

【典拠・出典】
論語』「為政」

犬馬之養(けんばのよう)の使い方

健太
おじいちゃんが、父さんに、犬馬之養だって怒っていたよ。
ともこ
どうして?
健太
自分の食べたいものばかりを夕食に出すから、分厚いステーキばかりなんだよね。
ともこ
それは、歯が弱っているおじいちゃんに対して思いやりがないわよね。

犬馬之養(けんばのよう)の例文

  1. 嫁姑の中が悪いおばあちゃんは、 犬馬之養だと愚痴を言うけれども、母さんはがんばっていると思う。
  2. 犬馬之養には耐えられぬと言って、おじいちゃんは二世帯住居から出て、自分で老人ホームに入りました。
  3. 一生懸命育てた息子の私への態度が、犬馬之養で寂しい。
  4. 生活費だけを送ってきて、様子を見に来ない息子の態度は犬馬之養でけしからん。
  5. 息子を私の敷いたレールの通りに歩ませようとしたんだから、今、私に対して犬馬之養でもしょうがないんです。

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