【四字熟語】
伏寇在側
【読み方】
ふくこうざいそく
【意味】
身辺の注意を怠らず、言動も慎むべきだということ。
【語源・由来】
「牆に耳あり、伏寇側(かたわ)らに在り」より。「伏寇」は隠れている盗賊のこと、「在側」はすぐ側にいるという意味。
【典拠・出典】
『管子』「君臣・下」
【類義語】
・油断大敵(ゆだんたいてき)
伏寇在側(ふくこうざいそく)の使い方
ともこちゃん。生徒会長選挙に出馬するんでしょう?
そのつもりよ。
伏寇在側を胸に注意しないとだめだよ。ライバルから妨害や嫌がらせを受けるかもしれないからね。
心配してくれるなら、健太くんが私専属のSPになって守ってちょうだい。
伏寇在側(ふくこうざいそく)の例文
- 責任ある立場の君は伏寇在側を心がけないと、壁に耳あり障子に目ありっていうじゃないか。
- 伏寇在側を肝に銘じておかないと、CM契約がすべて解除されてしまうよ。
- 注目を集める立場を自覚して伏寇在側を胸に行動しないと、ちょっとした発言が大炎上することもあります。
- 伏寇在側というから、油断大敵と思って、家の外では気を抜かないようにしています。
- 渡る世間は鬼ばかり、伏寇在側を胸に注意していないと敵に寝首をかかれるよ。