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浮雲之志【ふうんのこころざし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
浮雲之志

【読み方】
ふうんのこころざし

【意味】
不正な手段で得た財産や地位は、自分とは関係がないはかないものだという考え方。

【語源・由来】
「浮雲」は空に浮かぶ雲のことで、すぐに散ってしまうはかないもの、遠くにあって自分とは関係ないもののこと。

【典拠・出典】
論語』「述而」

【類義語】
富貴浮雲(ふうきふうん)

浮雲之志(ふうんのこころざし)の使い方

ともこ
健太くんが生徒会長になるなんておかしいわ。不正な行為を働いたんでしょう?
健太
うっ。ちょっとお菓子で買収しただけだよ。
ともこ
実力で得ていない地位は浮雲之志、いずれ無能っぷりが明らかになって、その地位を奪われることになるわよ。
健太
どうしても当選したかったんだよー。

浮雲之志(ふうんのこころざし)の例文

  1. 振り込め詐欺で集めたお金は浮雲之志であって、きっと同じような目に遭って失うだろう。
  2. 悪銭身につかずともいうが、浮雲之志、君のように悪行で得た財産は貯めておくことができないだろう。
  3. 人を蹴落として得た地位は浮雲之志、いつ失うかわからないようなはかないものです。
  4. 泥棒をして得たお金は悪銭、浮雲之志というようにあっけなく失くすことになるでしょう。
  5. まさに浮雲之志、健太くんがともこちゃんをだまして得たお金は、すぐに彼の手から零れ落ちました。

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