油断大敵の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
油断大敵
【読み方】
ゆだんたいてき
【意味】
気をゆるめていると大きな失敗のもとになるから、油断というものはおそろしい敵と同じである、と油断することをいましめた言葉。
「油断大敵」という四字熟語は、気を抜いてしまうと失敗につながるので、それはまるで大きな敵のようなものだと警戒する、という意味があるんだよ。
あー、つまり、「気を抜くと失敗するから、気を抜かないようにしよう」ってことやな。
気を抜くことが、まるで大きな敵みたいに問題を起こす可能性があるから、ずっと警戒しときましょうって言う意味なんやな。
これは、「どんな時でも注意深くいる大切さ」を教えてくれる言葉やね。
気を抜くことが、まるで大きな敵みたいに問題を起こす可能性があるから、ずっと警戒しときましょうって言う意味なんやな。
これは、「どんな時でも注意深くいる大切さ」を教えてくれる言葉やね。
【語源由来】
油断大敵の語源には三説あり、一つ目はインドの王が臣下に油を持たせ、一滴でもこぼしたら命を断つと命じたという説。二つ目にはのんびりやゆったりを意味する古い言葉の「ゆたに」が変化したというもの。三つ目は、延暦寺の根本中堂の中に1200年間途絶えたことのない「不滅の法灯」があり、この法灯を消さないように僧侶達が毎日欠かさず菜種油を注ぎ足し続けているそうです。一度でも油を断ってしまえば1200年間守り続けて来た火が消えてしまうことから油断大敵という言葉が生まれたとも言われています。
江戸いろはガルタの「ゆ」の言葉。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・油断強敵(ゆだんきょうてき)
・伏寇在側(ふくこうざいそく)
【英語訳】
Don’t be too sure of yourself.
Security is the greatest enemy.
Overconfidence can be dangerous.
どの英文も過信は禁物だ。という意味。
英語例文
自信があるようだけど油断大敵だよ
I am so worry about your overconfidences.
自信があるようだけど油断大敵だよ
I am so worry about your overconfidences.
油断大敵(ゆだんたいてき)の解説
カンタン!解説
「油断大敵」っていうのは、ちょっとでも気を抜くと、思わぬミスをしてしまうから、いつも気をつけなければならない、ということを教えてくれる言葉なんだよ。
「油断」っていうのは、ちょっとだけリラックスする、気を抜くっていう意味だよ。
だから、「油断大敵」は、「ちょっとでも気を抜いたら大変なことになっちゃうから、気を抜くことは大敵だよ」っていうことを教えてくれてるんだ。
だから、どんな時でも、集中力を保つことが大事だよ。
油断大敵(ゆだんたいてき)の使い方
ともこちゃん昨日の試合でまた勝ったよー!俺のホームランが決勝点なんだ!
すごいじゃない!健太くんのチームって強いのね!連勝記録をまた伸ばしたんだって?
そうなんだ!しかも来週対戦する相手はずっと連敗しているチームだから余裕だよ。また連勝記録更新決まりだね!
そんなこと言って、わからないわよ!油断大敵だからね。
油断大敵(ゆだんたいてき)の例文
- 会社の仕事がとても順調に進んでいる、この調子で行けば来週のプレゼンもきっとうまくいくだろう。だが油断大敵だ。しっかりとプレゼンの準備はしておこう。
- 弱小チームと見くびって試合をしたのがよくなかった。格下のチームに負けてしまった。油断大敵だ。
- 毎日ジムに通っているからかなり痩せてきた、自分へのご褒美に何か美味しいご飯でも食べたいところだけど、油断大敵。ここで甘やかすとまた元のような体になっちゃうから我慢だ。
- 全く油断大敵だ!こんな簡単な問題でケアレスミスをするなんて。
- よく油断大敵というからもう少しだけ準備をしておこう。
油断大敵の文学作品などの用例
- これしきの企ては、歴戦の諸士には、茶の子ではあろうが、油断大敵の諺もある。<津本陽・闇の蛟竜>