油断大敵の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
油断大敵
【読み方】
ゆだんたいてき
【意味】
気を緩めて注意を怠ると、思わぬ失敗を招くことがあるため、油断は大きな敵と同じくらい恐ろしいという戒め。

「油断大敵」は、たいしたことはないと思って気を緩めると、大きな失敗につながることがあるという意味だよ。気の緩みを、手ごわい敵にたとえているんだ。

ニャルほど! 試合でリードしていても、勝ったつもりで気を抜いたら逆転されることがあるんだニャ。オラ、最後まで結果はわからないんだと思ったニャン!
【語源由来】
「油断」は、気を許して注意を怠ること。「大敵」は、手ごわく恐ろしい敵のこと。油断が失敗の原因になることを、敵にたとえた表現である。
「油断」という語の由来には諸説ある。『涅槃経』で、王が家来に油の入った鉢を運ばせ、一滴でもこぼせば命を奪うと告げたという説話に結びつける説や、古語の「ゆたに(寛に)」の変化とする説などがある。また、延暦寺で法灯の油を絶やさないようにすることと関連づける説もある。いずれか一つが確定した語源というわけではない。
江戸いろはかるたの「ゆ」にも採られている。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・油断強敵(ゆだんきょうてき)
・伏寇在側(ふくこうざいそく)
【英語訳】
Don’t let your guard down.(油断しないで)
Overconfidence can lead to mistakes.(自信過剰は失敗を招くことがある)
場面に応じて「油断しないで」「自信過剰に気をつけて」などと訳せる。
英語例文
自信があるようだけど、油断大敵だよ。
You seem confident, but don’t let your guard down.
自信があるようだけど、油断大敵だよ。
You seem confident, but don’t let your guard down.
油断大敵(ゆだんたいてき)の解説
カンタン!解説
「油断大敵」は、大丈夫だろうと思って注意を怠ると、思わぬ失敗につながることがあるという言葉だよ。「油断」とは、たかをくくって気を許し、必要な注意をしなくなること。休憩したり、気持ちを落ち着けたりすることとは違うんだ。
例えば、簡単な問題だと思って確かめずに答えを出し、計算を間違えたようなときに使うよ。大丈夫だと思う場面ほど、必要な確認を忘れないようにするという意味なんだ。
油断大敵(ゆだんたいてき)の使い方

ともこちゃん、昨日の試合は僕のホームランで勝ったんだ! これで三連勝だよ!

すごいじゃない! 来週も試合があるんだよね?

うん! でも相手は最近負けが続いているチームだから、練習を休んでも勝てそうだよ!

ちょっと、健太くん! 油断大敵よ。相手を甘く見て準備を怠ったら、負けてしまうかもしれないわ!
油断大敵(ゆだんたいてき)の例文
- 仕事は順調に進んでいるが、油断大敵だ。来週の発表に向けて資料をもう一度確認しよう。
- 相手チームを甘く見ていたら、終盤に逆転されてしまった。まさに油断大敵だ。
- 工作が完成したと思っても、油断大敵だ。接着剤が乾いているか、最後に確かめよう。
- 簡単な問題だと気を緩めて計算を間違えた。油断大敵だと反省した。
- 通い慣れた道でも油断大敵だ。交差点では左右をよく確認しよう。
油断大敵の文学作品などの用例
- これしきの企ては、歴戦の諸士には、茶の子ではあろうが、油断大敵の諺もある。<津本陽・闇の蛟竜>


















