著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

粉粧玉琢【ふんしょうぎょくたく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
粉粧玉琢

【読み方】
ふんしょうぎょくたく

【意味】
女性の容貌が美しいことのたとえ。

【語源・由来】
「粉粧」は化粧の意。「玉琢」は宝を磨く意。女性が化粧をして玉を磨いたように美しいこと。

【典拠・出典】
紅楼夢』「一回」

粉粧玉琢(ふんしょうぎょくたく)の使い方

健太
ともこちゃんのお姉さんって、いったいどんな人なの?
ともこ
妹の私から見ても粉粧玉琢な人よ。お人形さんのように欠点のない美しさなのよ。
健太
へえ。じゃあ、ともこちゃんにまったく似ていないってことだね。
ともこ
それはどういう意味よ。

粉粧玉琢(ふんしょうぎょくたく)の例文

  1. ともこちゃんのような粉粧玉琢な子は、この辺りでは珍しく、とても目立っていました。
  2. 粉粧玉琢なともこちゃんが歩くと、すれ違う人たちが振り返って見ます。
  3. ミスコンテスト出場者は、全員粉粧玉琢で、この中の一人を選ぶなんてそんなこと難しくてできません。
  4. 健太くんのお姉さんは粉粧玉琢なので、原宿を歩くと大勢のスカウトマンに声をかけられるそうです。
  5. 粉粧玉琢なともこちゃんは、自分の際立った美しさを認識しているようで、美しいって罪よねといっていました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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