著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

蓋天蓋地【がいてんがいち】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
蓋天蓋地

【読み方】
がいてんがいち

【意味】
天をおおい、地をおおうこと。全ての世界に広く隅々まで行き渡ること。「天を蓋い地を蓋う」とも読む。

【典拠・出典】

蓋天蓋地(がいてんがいち)の使い方

健太
水深一万メートルの深海からプラスチックごみが発見されたらしいよ。
ともこ
うわあ。蓋天蓋地にまでごみだらけになっているのね。
健太
世界中の人達一人一人が、ゴミを減らそうという意識をもって気を付けるしかないよね。
ともこ
そうね。資源を大切にしようという気持ちが蓋天蓋地に広まると良いわよね。

蓋天蓋地(がいてんがいち)の例文

  1. 外来種の花が日本国内に根を張りつつあるが、いつか蓋天蓋地にまでこの花が咲き誇ってしまうのでしょうか。
  2. その戦争の後、蓋天蓋地に恒久平和を求める声が広がりました。
  3. 他の国のトップの名前は知らなくてもアメリカの大統領の名前は、蓋天蓋地にとどろいています。
  4. 海を越えたところにある国の森林火災によって排出されたPM2.5は、風に運ばれ蓋天蓋地に拡散しました。
  5. 蓋天蓋地にまで電気を普及させることが私の使命です。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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