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月白風清【げっぱくふうせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
月白風清

「月白く風清し」とも読む。

【読み方】
げっぱくふうせい

【意味】
静かで美しい秋の月夜のたとえ。

【語源・由来】
「月白」は白く美しく輝く月。「風清」は涼しい秋の風。

【典拠・出典】
蘇軾「後赤壁賦」

【類義語】
・風清月白(ふうせいげっぱく)

月白風清(げっぱくふうせい)の使い方

ともこ
今日は月白風清ね。
健太
きれいだねー。
ともこ
ことしの夏も酷暑だったから、ようやく一息つけたって感じね。
健太
夏が大好きだったのに、秋が待ち遠しくなる日が来るなんて思いもしなかったよ。

月白風清(げっぱくふうせい)の例文

  1. 今晩は月白風清なので、月見団子を買ってきてお月見をしようじゃないか。
  2. せっかく月白風清で心地よい日、夜の散歩に行こう。
  3. 昼間はまだまだ残暑が厳しく外に出ようと思わないけれども、夜は涼しく月白風清を縁側で楽しむことができる。
  4. 鈴虫が鳴く中、月白風清を楽しむ贅沢さったらない。
  5. ふと空を見上げたら、月白風清、急いでススキを買ってお月見と洒落込もう。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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