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寤寐思服【ごびしふく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
寤寐思服

「寤寐に思服す」とも読む。

【読み方】
ごびしふく

【意味】
寝ても冷めても忘れないこと。また、人を思う情が切ないこと。

【語源・由来】
「寤寐」は目覚めることと寝ること。「思服」は常に心に思って忘れないこと。

【典拠・出典】
詩経』「周南」

寤寐思服(ごびしふく)の使い方

ともこ
健太くん。何だか幸せそうね。
健太
夢の中で大好きな女の子とデートしたんだ。夢だったとしても幸せ。
ともこ
寝ても覚めても彼女のことを考えているなんて、まさに寤寐思服ね。青春を謳歌しているわね。
健太
青春万歳!

寤寐思服(ごびしふく)の例文

  1. 寤寐思服というように、僕は四六時中ともこちゃんのことを思っているのに、ともこちゃんはつれない態度をとるんです。
  2. あまりに好きすぎて、寤寐思服というように、授業中もご飯を食べていても彼のことを考えてしまいます。
  3. 健太くんを一目見た時から寤寐思服に思っています。
  4. ともこちゃんを寤寐思服に思っているのに、いざ話をしようとすると緊張して話しをすることができません。
  5. 寤寐思服に思っている彼と両想いになりたくて縁結びの神様にお参りに行きました。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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