【四字熟語】
群雄割拠
【読み方】
ぐんゆうかっきょ
【意味】
多くの実力者たちが、各地に勢力を張って対立し、競い合うこと。
【語源・由来】
「群雄(ぐんゆう)」とは、たくさんの実力者や英雄のこと。
「割拠(かっきょ)」とは、それぞれが土地を分かち取り、そこを本拠地として勢力を競い合うこと。
戦国自体の、日本や中国の状況をいう言葉。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・治乱興亡(ちらんこうぼう)
・竜攘虎搏(りゅうじょうこはく)
・竜闘虎争(りゅうとうこそう)
・竜騰虎闘(りゅうとうことう)
【英語訳】
age of rival chiefs/age of rival warlords.
群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の使い方
今、ぼくたちの地域は群雄割拠の時代に突入したんだ。
サッカーチームが、とても多くなったものね。
どのチームも、実力が近いから優勝するのはどんどんむずかしくなってしまっている。
そうね。そして、健太くんはレギュラーになれるように、まずはチームの中で勝ち抜かなきゃね。
群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の例文
- 戦国時代とは、群雄割拠の時代で、実力者たちが各地で勢力を競い合っていたようだ。
- 新しい事業を始めたけれど、そこは群雄割拠の時代になっていて、勝ち抜くには戦略が必要だ。
- 昔は子供が少ない地域だったけれど、多くのマンションが立ち並び子供が増えた。子供が増えたことで、野球チームが多くなり群雄割拠の時代に突入した。
- 近くにこれほど同業者が増えると、群雄割拠の時代だと言われても仕方がない。
- 今は群雄割拠するというほど、実力のある人物が多くないようだ。
まとめ
日本や中国が戦国時代には、群雄割拠していたことは、多くの人が知っているのではないでしょうか。
争いが起こることは、望ましくありません。
しかし、実力者たちが互いに同じ分野で競い合い、高め合うことは素晴らしいことではないでしょうか。