【四字熟語】
破戒無慙
「破戒無慚」とも書く。
【読み方】
はかいむざん
【意味】
戒律を破っても少しも恥じないこと。
【語源・由来】
仏教語で「破戒」は僧が戒律を破ること。「慙」は恥という意味。
【典拠・出典】
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破戒無慙(はかいむざん)の使い方
健太くん。学校の花壇をめちゃくちゃにしたのに謝罪すらないなんてどういうこと?
ああ、あれはしょうがなかったんだよ。
この期に及んで開き直るなんて破戒無慙だわ。
確かに謝らなかったのは悪かったけれども、貧血で倒れた友人を助けるために一生懸命だったから花壇に気をとめる余裕はなかったんだよ。
破戒無慙(はかいむざん)の例文
- 明らかに健太くんが悪いのに、自分の非を認めないなんて破戒無慙な行為だ。
- 親の力でもみ消してもらえるからと、健太くんは破戒無慙の行為を繰り返しています。
- 毎日遅刻をしながらも平気な顔で登校してくる破戒無慙な健太くんに厳罰が下りました。
- 約束を破ったのに謝りもせず、何事もなかったかのように話しかけてくる健太くんは破戒無慙だ。
- 不倫は文化ですと不倫をして家族を泣かせた人が、テレビで堂々と発言するなんて破戒無慙だよね。