著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

博学多才【はくがくたさい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

博学多才

博学多才の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
博学多才

【読み方】
はくがくたさい

【意味】
知識が豊かで、多くの分野の才能に恵まれていること。

四字熟語の博士
「博学多才」という四字熟語は、たくさんの知識を持ち、さまざまなことが得意な状況を表す言葉だよ。
これは、様々な学問に精通していて、その上でたくさんの才能を持っている、というイメージが含まれているんだ。
助手ねこ
ほんなら、「いろんなことを知ってて、さらにいろんなことが得意」ってことやな。
学校の勉強だけやなくて、音楽やスポーツなんかも得意なんやで。
これは、「いろんなことを学んで、多くの能力を身につける大切さ」を教えてくれる言葉なんやな。

【語源・由来】
「博学」は各方面の学問に通じており、多くの事を知っていること。「多才」はいろいろな才能に恵まれていること。

【典拠・出典】

【類義語】
・博学卓識(はくがくたくしき)
・博学多識(はくがくたしき)
・博識多才(はくしきたさい)

博学多才(はくがくたさい)の解説

カンタン!解説
解説

「博学多才」っていうのは、知識がいっぱいあって、いろんなことが得意な人のことを指すんだよ。

「博学」っていうのは、いろんな学問のことをよく知っていて、知識が豊富な状態を指すんだ。「多才」っていうのは、たくさんの才能を持っていることを指すよ。

だから、「博学多才」っていう人は、色々な知識を持っていて、それに加えて、いろんな分野で素晴らしい才能を発揮する人のことを指すんだ。例えば、「彼は博学多才だ」って言うと、その人がすごくたくさんの知識を持っていて、それに加えていろんなことが上手な人、っていう意味になるんだよ。

博学多才(はくがくたさい)の使い方

健太
ともこちゃんは、先生より知識が豊富だし、何でも上手にこなすし、博学多才だよね。
ともこ
でも、運動は健太くんにかなわないわ。
健太
運動まで僕に勝ってしまったら、僕の立つ瀬がないじゃないか。しかも顔も可愛いときている。ともこちゃんに才能を与え過ぎた神様を恨んでしまうよ。
ともこ
あら。かわいいだなんて。褒めても何も出てこないわよ。

博学多才(はくがくたさい)の例文

例文
  1. 彼は、博学多才で知られ、性格も冷静沈着で人当たりの良い一面がありました。
  2. 彼女は博学多才の一方で、自身の能力に対するプライドが並外れていて、性格に問題がありました。
  3. 彼は博学多才で、国境や文化、宗教の垣根を越えて、いろんなことを学び吸収していました。
  4. 博学多才な殿様の下で、平和な時代が続き独自の文化が花開きました。
  5. 博学多才で学問に熱心であり、作詩や音楽をもたしなみました。

博学多才の文学作品などの用例

  1. その林家つまり林大学頭だいがくとう継嗣けいしとして、博学多才で論争好きな、岩村藩の三男がはじめから最有力だった。<杉浦明平・解体の日暮れ>
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1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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