【四字熟語】
百代過客
「過客」は「かきゃく」とも読む。
【読み方】
はくたいのかかく
「ひゃくだいのかかく」とも読む。
【意味】
永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。
【語源・由来】
「百代」は何代も何代も続くことで永遠という意味。「過客」は旅人。
【典拠・出典】
李白「春夜宴桃李園序」
百代過客(はくたいのかかく)の使い方
百代過客といえば、有名な松尾芭蕉の奥の細道の序文だよね。
そうね。授業で覚えたわよね。
そうだっけ?百代過客のように、知識も僕の頭の中を過ぎ去っていくから記憶にないよ。
授業はしっかり聞きましょうね。
百代過客(はくたいのかかく)の例文
- 月日は百代過客、今今と今いう間に今ぞ無く、今という間に今ぞ過ぎ行く。
- 時間というものは百代過客、後悔のないようにしなくてはいけない。
- 月日は百代過客、一瞬一瞬を楽しんでいきよう。
- タイムマシンでもない限り、時は百代過客、戻ってくることはない。
- 百代過客というから、時間は待ってはくれない、やらないで後悔するより失敗して後悔する人生を選びたい。