【四字熟語】
兵戈槍攘
【読み方】
へいかそうじょう
【意味】
武器が乱れ動くこと。兵乱の形容。
【語源・由来】
「兵戈」はほこ、転じて武器という意味。「槍攘」は乱れるさま。
【典拠・出典】
『金史』「粘葛奴申伝」
兵戈槍攘(へいかそうじょう)の使い方
試合開始前は、すぐに決着がつくかと思われていたのに、兵戈槍攘の様相を呈しているね。
すごい戦いよね。これは時間内に決着がつくのかわからなくなってきたわね。
一瞬でも油断したほうが負けるだろうね。
これは一瞬たりとも見逃せない試合ね。試合終了まで気が抜けないわ。
兵戈槍攘(へいかそうじょう)の例文
- 戦国時代は兵戈槍攘の時代で、人の命は今よりはるかに軽いものでした。
- 内乱が飛び火し、日本中が兵戈槍攘、激しい戦に飲み込まれていきました。
- 飢饉が起こり農民が不満をためると、必ず兵戈槍攘となるので、そうなる前に飢饉に強い作物を植えさせてはどうでしょうか。
- 今日の試合は、点の取り合いで兵戈槍攘といった試合で見ごたえがありました。
- 兵戈槍攘の中、殿に文を届けるという重大かつ命がけの仕事を任せられました。