著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

平沙万里【へいさばんり】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
平沙万里

【読み方】
へいさばんり

【意味】
広大な砂漠のこと。

【語源・由来】
「沙」は「砂」に同じで、「平沙」は平らで広い砂原のこと。「万里」ははるかに遠いという意味。

【典拠・出典】
岑参「磧中作」

平沙万里(へいさばんり)の使い方

ともこ
これはすごい平沙万里ね。
健太
果てしない平沙万里だね。
ともこ
ここを今からラクダに乗って縦断するなんて、私たちは無事に日本に帰ることができるのかしらね。
健太
ただでさえ平沙万里の光景におののいているというのに、そんなさらに不安になるようなことを言わないでよ。

平沙万里(へいさばんり)の例文

  1. 飛行機の窓からのぞくと、眼下には平沙万里が広がっていました。
  2. 平沙万里に一人でいると、こんなところで死にたくない生きたいという気持ちが強くわいてきました。
  3. 平沙万里を緑化するために、木を植え続けています。
  4. 目の前に広がる平沙万里の光景に、自然が織りなす美しさへの感動と同時に脅威を感じました。
  5. 平沙万里を走るサハラマラソンという大会がありますが、なぜわざわざそんな過酷な競技に参加しようと思うのか理解できませんでした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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