【四字熟語】
被髪文身
【読み方】
ひはつぶんしん
【意味】
中華の文明に浴していない異民族の風俗のこと。
【語源・由来】
「被髪」は髪を結ばずに解き乱してあるもの、「文身」はからだに入れ墨をすること。
【典拠・出典】
『礼記』「王制」
【類義語】
・被髪左衽（ひはつさじん）
・黒歯彫題（こくしちょうだい）
被髪文身（ひはつぶんしん）の使い方
食事中にスマホを操作している人を見ると、被髪文身だ、野蛮だって思うんだけど、僕の考えが古いのかな？
いいえ。あれはマナー違反だから健太くんが正しいのよ。
食事は感謝してあたたかいうちに食べるべきだと思うんだけど、外食したときに、食事に手を付けずに写真を撮って「映えるー。」とか言って食べない人もマナー違反？
マナー違反だと思って間違いないわ。
被髪文身（ひはつぶんしん）の例文
- 自分の国と違う文化を見ると被髪文身だと拒絶したくなる気持ち、理解できます。
- お茶碗をもって食べる行為は、外国の人にとっては被髪文身であることが多いです。
- 日本は血液型で性格占いをしたがるけど、非理論的で被髪文身、意味が理解できない。
- たかだか握手でも被髪文身と捉えられることがあるので、外国に行くときは注意しないといけません。
- 人の目を見て話すように教えられてきましたが、その行為が被髪文身だと考える国もあるんですね。
