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飽食煖衣【ほうしょくだんい】の意味と使い方や例文(出典・類義語・対義語)

【四字熟語】
飽食煖衣

「煖衣飽食」ともいう。
「飽食煖衣」は「飽食暖衣」とも書く。

【読み方】
ほうしょくだんい

【意味】
物質的になんの不足もない満ち足りた生活。暖かい衣服を着て、腹いっぱいに食べられる生活。

【典拠・出典】
孟子』「滕文公・上」

【類義語】
・金衣玉食(きんいぎょくしょく)
錦衣玉食(きんいぎょくしょく)
・豊衣足食(ほういそくしょく)

【対義語】
悪衣悪食(あくいあくしょく)
・節衣縮食(せついしゅくしょく)
粗衣粗食(そいそしょく)

飽食煖衣(ほうしょくだんい)の使い方

ともこ
現代の日本人が飽食煖衣の生活を送ることができているのは、戦争の後に復興させようとがんばったおじいちゃん世代のおかげよね。
健太
そうだよね。感謝しないといけないよね。
ともこ
でもいつまでも飽食煖衣の生活ができると油断していてはいけないわ。私たちの世代も努力をしないとね。
健太
努力かあ・・・。僕とは縁遠い言葉だなあ。

飽食煖衣(ほうしょくだんい)の例文

  1. 日本は飽食煖衣の社会だけれども、世界のどこかに飢えに苦しんでいる人たちがいることを忘れてはいけません。
  2. 飽食煖衣の生活ができるようになり、肥満の国民が増えました。
  3. おばあちゃんがしつけに厳しかったので、飽食煖衣な時代だけど、ご飯粒一つたりとも残しません。
  4. 日本国内の収入格差は大きくなっているけれども、比較的飽食煖衣であることは間違いない。
  5. 恵方巻を大量廃棄するニュースを見るたびに飽食煖衣な時代だと思います。

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