不可抗力の意味(語源由来)
【四字熟語】
不可抗力
【読み方】
ふかこうりょく
【意味】
人間の力ではどうにもさからうことのできない巨大な力や事態。
法律用語で、必要と認められる注意や予防などの十分な対策を構じても、なお損害を防ぐことができなかったこと。
つまり、「人間の力ではどうにもならへん、防げない事や力」ってことやな。
例えば、地震や台風のように、どんなに注意しても防げへん事故や災害のことやな。
それがなんか問題が起きても、「これは誰のせいでもない」となって、責任がなくなる時もあるんやな。
例えば、地震や台風のように、どんなに注意しても防げへん事故や災害のことやな。
それがなんか問題が起きても、「これは誰のせいでもない」となって、責任がなくなる時もあるんやな。
【語源・由来】
「不可抗」は、人の力ではどうにもならないこと。逆らいようのないこと。
【典拠・出典】
-
不可抗力(ふかこうりょく)の解説
カンタン!解説
「不可抗力」っていうのは、人間がどうやっても対抗できないほど大きな力、つまり、地震や台風のような大自然の力のことを表す言葉だよ。
この言葉は法律でも使われていて、例えば、予防策を講じたり、注意深く行動したりしても、それでも防げなかった損害の原因となる力のことを指すんだ。
「不可抗」は「どうにもならない」って意味で、「力」は「力」のままだから、合わせて「不可抗力」は「どうにもならない力」って意味になるんだね。
たとえば、台風によって家が壊れてしまった場合、それは人間の力ではどうにもならない自然の力、つまり「不可抗力」によるものだと言えるよ。
不可抗力(ふかこうりょく)の使い方
健太くん。また遅刻したの?いつまでたってもお寝坊さんね。
違うんだよ。今日の遅刻は不可抗力だったんだよ。
一体何があったの?
子育て中のカラスが急に僕に襲い掛かって来て、学校とは逆の方に逃げざるを得なくなってしまったんだ。それなのに、証拠がないからって先生も信用してくれないんだ。
不可抗力(ふかこうりょく)の例文
- 台風のせいで会議に間に合わない、不可抗力だなんて言い訳は通じない。
- 私は、人との約束は不可抗力の場合以外破ったことがない。
- これは不可抗力みたいなものだ、君、どうしようもないじゃないか!
- 大雪のせいで電車が途中で動かなくなり、車内に閉じ込められた乗客は、不可抗力だという意識からか静かでした。
- どうしても出席できない不可抗力の条件を作らなくてはいけません。
例えば、普通に気をつけたり、予防したりしても、防げないような事故や災害なんだ。
これが法律的には、誰のせいでもないときに責任を免除される条件となることがあるんだよ。