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氷炭相愛【ひょうたんそうあい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
氷炭相愛

「冰炭相愛」とも書く。
「氷炭、相愛す」とも読む。

【読み方】
ひょうたんそうあい

【意味】
世の中にありえないことのたとえ。また、友人どうしが互いに戒めあうたとえ。

【語源・由来】
氷は炭火によって融け、炭火がはその水によって消える。この両者が愛し合うことはありえない。また氷は炭火によって融け本性である水に復し、炭火は水によって燃え尽きようとするのを消しとめ炭としての本性を保てることから、相反するものが調和し性質を保持するたとえ。また、友人どうしがお互いに特性を生かして助け合うことのたとえの意味もある。

【典拠・出典】
淮南子』「説山訓」

氷炭相愛(ひょうたんそうあい)の使い方

ともこ
健太くんの憧れのあの子に彼氏ができたんですって。
健太
ええっー。その幸運な奴はいったい誰なんだよ。
ともこ
それがクラスで一番目立たない景山君なんですって。
健太
氷炭相愛だよ。ありえないったら、ありえない!

氷炭相愛(ひょうたんそうあい)の例文

  1. ともこちゃんと健太くんは性格が正反対で合わなそうだけど、氷炭相愛、お互いをカバーし合ってうまくいっているんだ。
  2. すぐ離婚すると思ったのに、氷炭相愛す、案外仲良くやっているようだ。
  3. あのカップルは美女と野獣、氷炭相愛、ありえない組み合わせだ。
  4. 健太くんは友人と氷炭相愛して何とか切り抜けたようです。
  5. ルーズな彼と几帳面な彼だけど、氷炭相愛して良い相乗効果を生んでいるようです。

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