【四字熟語】
一狐之腋
【読み方】
いっこのえき
【意味】
貴重なもののたとえ。一匹の狐の脇の下からわずかしか取れない白くて美しい毛皮の意。また、希少なという意から直言の士のたとえ。
【典拠・出典】
『意林』「二引・慎子」
一狐之腋(いっこのえき)の使い方

ともこちゃん。見て。テストで100点をとったんだよ。

まあ。すごいわ。一狐之腋ね。額縁に入れてかざってもらわないといけないわね。

本当だよ。いつも0点ばかりだったから、まさに一狐之腋だよ。

またとれればいいわね。
一狐之腋(いっこのえき)の例文
- 一狐之腋、いつも笑わないともこちゃんがとても素敵な顔で笑ったので、僕にとっては宝物だ。
- 一狐之腋、その初版本は、ファン垂涎の的で、この世に二冊しか残っていません。
- 一狐之腋、彼の音声データが残っていて、ファンから見ても、歴史的に見ても価値があるものです。
- 一狐之腋、フィギュアスケートの最前列の席のチケットなんて、超プレミアムチケットじゃないか。
- 一狐之腋、蔵に眠っていた茶碗は国宝になるかもしれないような茶碗でした。