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以升量石【いしょうりょうこく】の意味と使い方や例文(英語訳)

以升量石の意味(英語訳)

意味

【四字熟語】
以升量石

【読み方】
いしょうりょうこく

【意味】
小人の狭い心では大人物、賢人の大きな心を量り知ることは無理だ、ということ。

四字熟語の博士
「以升量石」という四字熟語は、小さな心や狭い考えの人が、本当に大きな心や素晴らしい思考を持つ人を理解するのは難しいという意味があるんだよ。
大きな岩を小さな器で計ることはできない、という比喩が込められている。
助手ねこ
ええっ、それは「ちっちゃい考えの人が、すごい人の考えや心をしっかりわかるのはムリやな」ってことやろ?
大きい石を小さいカップで量ったりしとるようなもんやん。
要するに、「大物の価値や考えは、小さな目で見てはわからへん」ってことやな。

【典拠・出典】

【英語訳】
以升量石。It is impossible to guess a great person, the big heart of the wise man for the narrow heart of the dwarf, and to know it.

以升量石(いしょうりょうこく)の解説

カンタン!解説
解説

以升量石が持つ意味の本質は、「限られた知識や経験しか持っていない人が、はるかに大きな知識や経験を持つ人の考えを完全に理解するのは難しい」ということ。

例えば、子供が大人の複雑な悩みや考えをすぐに理解するのは難しい、という状況にも使えるよ。また、専門家の深い知識を素人が簡単に理解するのは難しい、といった場面でも使える。

実際の生活の中で、私たちはしばしば自分の経験や知識の範囲内で他人の行動や考えを判断してしまうことがあるよね。「以升量石」という言葉は、他人の背景や経験を理解するのは容易ではないということを教えてくれるんだよ。

簡単に言うと、小さな視点で大きなものを理解しようとすると、全体像を捉えるのは難しいということ。だから、他人の考えや行動を判断する前に、自分の立場や視点の限界を自覚することが大切だとこの四字熟語は教えてくれているよ。

以升量石(いしょうりょうこく)の使い方

ともこ
一生懸命努力していいことをしたと自分自身をほめていたけど、もっと大切なことがあったんだと思った。
健太
そうだね。自分では小さいことでも世界で一番のような意気込みでいるけど、それは本当に小さいことで、世界をみたら以升量石であると気付かされるよ。
ともこ
大きな働きがそこにはあると、もっと深く考えなくてはいけないね。
健太
自分たちには大きなことをしたと思っても、賢人の人の心は理解できないね。

以升量石(いしょうりょうこく)の例文

例文
  1. 無理に博士の領域にふみこんだが、以升量石であると、そのときは気付かなかった。
  2. 自分はものすごいことをしても、そこには数えきれないほどの以升量石があるとは理解できなかった。
  3. 自分が自分のことしか考えずに生きているが、そこには以升量石であった。
  4. 以升量石であった、小さいものを基準にして大きいものを量ろうとすると誤差が生じるので、正確が期せない。
  5. 他の人と喜びや悲しみを共感できることを喜びとしたが、以升量石であると気付かされた。
  6. 努力して勉強のできた親には努力してもできない子どもの気持ちは以升量石である。努力して偉大な人物になる可能性もあるのだ。

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