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一入再入【いちじゅうさいじゅう】の意味と使い方や例文(出典)

一入再入の意味(出典)

意味

【四字熟語】
一入再入

【読み方】
いちじゅうさいじゅう

「いちじゅさいじゅ」、「いつじゅうさいじゅう」とも読む。

【意味】
布を幾度も染めること。染色の濃いこと。染色のための液体に一度入れ、さらにもう一度入れる意。

四字熟語の博士
「一入再入」という四字熟語は、布を染料に何度もつけることで、色をしっかりと染める行為を指しているんだよ。
それによって、染められた色がとても濃くなるという意味も含まれているんだ。
助手ねこ
つまり、「一回じゃなくて、何度も何度も同じことを繰り返して、しっかりとやり遂げる」ってことやな。
たとえば、シャツを染める時に、何度も染料につけて、めっちゃ濃い色にする感じやね。
これは、「物事を徹底的にやる姿勢」のようなもんやな。

【典拠・出典】
平家物語』「二」

一入再入(いちじゅうさいじゅう)の解説

カンタン!解説
解説

「一入再入」とは、もともと古い時代の染物技術に関する言葉だったんだ。日本の伝統的な染物技法の中には、布や織物を何度も染料に浸けて、徐々に色を濃くする方法があるよ。この手法を使うことで、布に深みのある美しい色が出せるんだって。

この「何度も浸ける」という行為を、文字通りに「一度入れて、再び入れる」と表現したのが「一入再入」。つまり、「一度染料に入れて、さらにもう一度入れる」ことからこの言葉が生まれたんだよ。

もっと身近な例で考えると、お茶を入れる時に葉っぱを何度も水に浸けると、味がどんどん濃くなるのと似ているよ。布を染める場合も同じで、何度も染料に浸けることで色が濃くなるんだ。

また、この言葉は元々の意味から転じて、何かを深く、繰り返し練習する、あるいは深く考えるという意味合いでも使われることがあるよ。

一入再入(いちじゅうさいじゅう)の使い方

健太
ともこちゃん。いつも宿題を写させてくれてありがとう。一入再入、返しきれないくらいの恩を感じているよ。
ともこ
そう思うなら自分で宿題をしてほしいものだわ。
健太
それができたらこんなに苦労はしないよ。
ともこ
このままでは健太くんのためにならないわ。私の恩に報いると思って、自分で宿題をやってちょうだい。

一入再入(いちじゅうさいじゅう)の例文

例文
  1. 一入再入、何から何までお世話になりました。
  2. 一入再入、先生のおかげで卒業できました。
  3. 一入再入、このご恩は一生忘れません。
  4. 一入再入、先生の家の方向に足を向けて眠ることが出来ないくらいにお世話していただきありがとうございました。
  5. 一入再入、先生だけが僕を見捨てずに、気に掛けてくれたおかげで、ここまで成長できました。

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