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一飲一啄【いちいんいったく】の意味と使い方や例文(出典)

一飲一啄の意味(出典)

意味

【四字熟語】
一飲一啄

【読み方】
いちいんいったく

【意味】
人が分に安んじてそれ以上求めないことのたとえ。ちょっと飲み、ちょっとついばむ。ささやかな飲食の意。

四字熟語の博士
「一飲一啄」という四字熟語は、ちょっとだけ水を飲み、ちょっとだけ食物をついばむ鳥のように、自分に必要なものだけを求め、贅沢をしないという意味があるんだよ。
それに加えて、自然とともに自由に生きるという意味もあるんだ。
助手ねこ
なるほど、それは「必要な分だけを使って生きていく」ってことやな。
鳥のようにちょっとだけ飲んで、ちょっとだけ食べる。
そんで、自然と仲良くしながら自由に生きていく。
それは「贅沢をせず、自然と共に生きる大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【典拠・出典】
荘子』「養生主(ようせいしゅ)」

一飲一啄(いちいんいったく)の解説

カンタン!解説
解説

「一飲一啄」という言葉は、鳥がちょっとだけ水を飲んだり、食べ物をついばむような様子を人間に当てはめた言葉なんだよ。それって、自分の持っているものに満足して、欲張らずに生きていくことを表しているんだ。

「一」というのは「ちょっとだけ」という意味で、「啄」は鳥がくちばしで食べ物をついばむことを指すんだ。だから、「一飲一啄」は「ちょっとだけ飲んで、ちょっとだけ食べる」って意味になるよ。

もう一つの意味としては、自然と仲良く、自由に生きていくことも表しているんだ。つまり、自分のペースで、自分がやりたいことをやって、楽しく生きていく、っていうことだね。

この言葉の出典は、『荘子そうじ』の「養生主ようじょうしゅ」っていう部分なんだ。荘子は中国の古代の思想家で、自然と調和して生きることを大切にしていたんだよ。

一飲一啄(いちいんいったく)の使い方

健太
ああー、無人島で一飲一啄に生きたいよ。
ともこ
急にどうしたの?
健太
無人島で、おのれの分に安んじて多くを求めず、欲望に任せた生き方をしないで自然に任せた生き方をしたいんだよ。
ともこ
とりあえず、山奥で一週間キャンプをしてみたら?

一飲一啄(いちいんいったく)の例文

例文
  1. 一飲一啄、宿題を失くしてくれれば、それ以上は担任の先生には求めません。
  2. 一飲一啄、僕は家族に囲まれて穏やかに生きていければそれで十分だ。
  3. 一飲一啄、春にこの山のタケノコが食べられれば、それだけで、もうこの先一年は頑張ることが出来る。
  4. 一飲一啄、桜の花さえあれば私は幸せなので、桜を見るために会社を辞めました。
  5. 一飲一啄、季節を感じながらつつましく生きていきたいと思っています。

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