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一樹百穫【いちじゅひゃっかく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

【四字熟語】
一樹百穫

【読み方】
いちじゅひゃっかく

【意味】
人材の育成は、大きな利益をもたらすこと。また、百年の計をもたらすには人材を育てなければならないたとえ。

【語源・由来】
「一樹」は一本植えること。「百穫」は百の収穫があること。一を育てて、百倍の収穫を得るのは人材である意。

【典拠・出典】
管子』「権脩(けんしゅう)」

【英語訳】
training talent leads to great profit

talentは「才能」という意味の名詞。profitは「利益」という意味の名詞。
英文例
一樹百穫が会社の未来のためになる。Training talent leads to great profit for our company’s future.

一樹百穫(いちじゅひゃっかく)の使い方

ともこ
野球部の方はどう?
健太
それが後輩がいまいちで、全然期待できなくて困ってるんだよ
ともこ
先輩として一樹百穫の心構えが必要よ。今がふんばり時、がんばって!
健太
ありがとう、がんばるよ!

一樹百穫(いちじゅひゃっかく)の例文

  1. 我が国の成長戦略には、一樹百穫が必須だ。
  2. 会社の業績を伸ばしていくためには、一樹百穫に力を入れていく必要がある。
  3. 一樹百穫の必要性をないがしろにしている企業は、やがて苦戦を強いられるだろう。
  4. 3年後のインターハイまでには好成績を残すべく、一樹百穫に取り組まなくては。
  5. 一樹百穫にさえしっかり取り組めば、今は小さい会社でもきっと成長できる。

まとめ

「一樹」は1本の木を植えることを、「百穫」は、その百倍の収穫を得ることから、一樹百穫(いちじゅひゃっかく)は、人材を育成することは大きな利益を生み出すという意味になりました。実際、成長している企業では「人材」を「人財」と表現し、人を会社の財産として大切に育てています。これに気づかず、従業員を使い捨てるような企業は、やがて淘汰されていくでしょう。少子高齢化が進み、ますます人材不足が深刻になっていく中で、一樹百穫(いちじゅひゃっかく)の考え方はまさに今後必要とされていくでしょう。


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