換骨奪胎【かんこつだったい】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【四字熟語】
換骨奪胎

【読み方】
かんこつだったい

日本漢字能力検定
3級

【意味】
古人の詩文をもとに独自の作品を作ること。他人の詩文、また表現や着想などに創意工夫を加えて自分のものとして作り出すこと。
「換骨」は、骨を取り換える。
「奪胎」は、胎盤を奪って自分のものとするという意味。

他人の作品の一部を変え新作に見せかける「焼き直し」の表現として批判的に使われるが、本来は誤用である。

【語源・由来】
「胎」は、子の宿るところ。
骨を取り換え、生まれかわらせることで、古人の詩や文の語や意味・表現・構成を換え、それに新しい思想などを加えて自分の作品とする。
「骨を換(か)え胎を奪う」と訓読みする。詩文を作る方法。

『然(しか)れどもその意を易(かえ)ずして、その語を造る、これを換骨法と謂(い)ひ、その意を規模(きぼ)して、これを形容する、これを奪胎法と謂ふ。』
そうであるが、その意味を換えないで、そのことばだけ作り換えるのを換骨法といい、その意味を手本として、それを言い表すのを奪胎法という。
出典:冷斎夜話(れいさいやわ)・巻一・換骨奪胎法

「奪」は「脱」とも書く。

【類義語】
・点鉄成金(てんてつなりきん)
・奪胎換骨(だったいかんこつ)
・活剥生呑(かっぱくせいどん)

【英語訳】
・To the poems of others, and the expression and the conception are added, and it is created as my one.
・rewriting

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換骨奪胎(かんこつだったい)の使い方

ともこ
健太君、演劇発表会のシナリオ担当なんですって? どんな話になるの?
健太
昔話をもとにした恩返しストーリーさ。
ともこ
もうできたの? すごいわね。
健太
昔話を換骨奪胎して、現代風にアレンジしただけだからね。簡単さ。

換骨奪胎(かんこつだったい)の例文

  1. この映画は『源氏物語』を換骨奪胎したものだ。
  2. この前提案して却下された案の換骨奪胎に成功して、新案が認められた。
  3. あの漫画家の作品は換骨奪胎ばかりで、オリジナリティが足りない。

<芭蕉雑記/芥川竜之介>より
こう云(い)う詩集などの表現法を換骨奪胎することは必(かならず)しも希(まれ)ではなかったらしい

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