渭樹江雲の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
渭樹江雲
【読み方】
いじゅこううん
【意味】
遠くにいる友人を思う情が切ないこと。渭水のほとりの樹木と揚子江の空にたなびく雲。一方は渭水のほとりにいて、一方は遠く離れた揚子江のそばにいて互いに思いやる。
「渭樹江雲」という四字熟語は、遠くに離れている友人を深く思い、その気持ちがとても切ないことを表現するんだよ。
ええっ、それって「遠くの友だちを思って、胸が締め付けられるような気持ち」やな。
遠くの空や雲を見て、離れた友だちのことを考えて、ちょっと寂しいけど愛おしい気持ちになるんやな。
この言葉、友情の深さや距離を超えた絆を感じさせてくれるわ~。
遠くの空や雲を見て、離れた友だちのことを考えて、ちょっと寂しいけど愛おしい気持ちになるんやな。
この言葉、友情の深さや距離を超えた絆を感じさせてくれるわ~。
【語源・由来】
「渭」は渭水。甘粛省に発し、陝西省を東にながれて潼関県で黄河に注ぐ。「江」は揚子江(長江)。
【典拠・出典】
杜甫「春日憶李白」
【類義語】
・春樹暮雲(しゅんじゅぼうん)
・暮雲春樹(ぼうんしゅんじゅ)
渭樹江雲(いじゅこううん)の解説
カンタン!解説
「渭樹江雲」っていうのは、遠くにいる友だちをすごく思う、ちょっと切ない気持ちを表す言葉なんだよ。想像してみてね。一方は渭水っていう川のほとりに立っていて、遠くの空には揚子江っていう川の上に雲が浮かんでいるの。この二つの場所はけっこう離れているんだけど、それぞれの場所にいる人たちが、互いにすごく思いやってる感じさ。
ちなみに、「渭」っていうのは渭水っていう川のこと。この川は甘粛省から始まって、陝西省を流れ、最終的に黄河に合流するんだよ。そして「江」は、揚子江、みんながよく知ってる長江のことを指すんだよ。この二つの川の間には大きな距離があるけど、この四字熟語は、それぞれの場所にいる人たちがどれだけ離れていても、互いに深く思いやる気持ちを表しているんだよ。
渭樹江雲(いじゅこううん)の使い方
ともこちゃん。空手の修業のために一年間留学することになったんだよ。
まあ。さみしくなるわね。でも、渭樹江雲よ。いつも健太くんの成功を祈っているし、手紙を書くわ。
うん。ありがとう。僕がさぼりたくなったら、ともこちゃんのこわーい怒った顔を思い出してがんばるよ。
私がこわいのは、健太くんが怒らせるようなことをするからでしょう。
渭樹江雲(いじゅこううん)の例文
- 渭樹江雲、遠くに引っ越した君は元気でやっていますか?
- 渭樹江雲、去年君と見た桜を今年は一人で見ていますが、いつかまた同じ桜を見たいですね。
- 渭樹江雲、冬が来たので寒さに弱いあなたが、風邪をひいていないか心配で手紙を書きました。
- 渭樹江雲、スープが冷めない距離に住んでいたのに、今は遠くに住むあなたのことを思って手紙を書いています。
- 渭樹江雲、遠く離れていても、君は永遠の心の友です。