著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

時時刻刻【じじこくこく】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
時時刻刻

「時時剋剋」とも書く。

【読み方】
じじこくこく

「じじこっこく」とも読む。

【意味】
時間の経過に合わせた、その時その時。過ぎていく時間のようす。また、間断なく、次々と物事が経過するさま。だんだんと、次第に。

【語源・由来】
「時時」は、過ぎ行く一瞬一瞬のこと。「刻刻」は、時間が過ぎるさま

【典拠・出典】

時時刻刻(じじこくこく)の使い方

健太
ともこちゃん。夕日を眺めているの?
ともこ
そうなの。時時刻刻と変化する空を眺めていると、心が落ち着くの。
健太
自然って、どんな高級なお菓子よりも癒されるよね。
ともこ
うん。自然環境を大事にしないとだめよね。

時時刻刻(じじこくこく)の例文

  1. 健太くんは焦っている、時時刻刻と締め切りの時間が迫ろうとしていることに。
  2. 時時刻刻とスポーツの祭典の開催が迫っているというのに、感染症の拡大が収まる気配を見せず、開催の是非が問われている。
  3. 健太くんは、時時刻刻と為替が変動するさまを眺めながら、ルームランナーで体を鍛えるのが日課だ。
  4. 捜査本部に時時刻刻と情報が入ってきた。
  5. ともこちゃんは、時時刻刻の星の変化を観察して自由研究にした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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