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知者不言【ちしゃふげん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
知者不言

「智者不言」とも書く。

【読み方】
ちしゃふげん

「知る者は言わず」とも読む。

【意味】
物事をほんとうに知っているものは言わないものだ。真に知るものはあえて言葉で説明しようとはしないものだ。

【典拠・出典】
老子』「五六章」

【類義語】
・大智不知(だいちふち)
言者不知(げんしゃふち)

知者不言(ちしゃふげん)の使い方

健太
ともこちゃん、この話を知っている?
ともこ
知っていたわよ。でもあえて言うことかしら?
健太
僕がもし、もっと早くにこのことを知っていたら、みんなに自慢するよ。
ともこ
知者不言というように、賢人はべらべらしゃべらないものよ。

知者不言(ちしゃふげん)の例文

  1. 自分の知識をひけらかすような健太くんは器が小さい男で、知者不言からは遠い。
  2. ともこちゃんは知者不言というように、自分から何も言わないけれども、質問すればすべてに答えを出してくれる知恵者です。
  3. 知者不言というじゃないか、よくしゃべる健太くんはあきらかに愚者だよ。
  4. 口は慎むべきであることを知っている知者不言なともこちゃんは、余計なことは言いません。
  5. 知者不言というように、本当に賢い人は君のような知ったかぶりをしませんよ。

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