【四字熟語】
尋花問柳
「問柳尋花」ともいう。
【読み方】
じんかもんりゅう
「花を尋ねて柳を問う」と訓読する。
【意味】
花を探したり、柳を問い求めたりして春の景色を楽しむこと。のち転じて、花柳を妓女にたとえて、花柳界に遊ぶことのたとえ。
【語源・由来】
「尋花」は花を探りめでること。
【典拠・出典】
杜甫「厳中丞枉駕見過」
尋花問柳(じんかもんりゅう)の使い方
健太くんのおじいちゃんは、定年退職後、どんな生活をしているの?
尋花問柳の日々だよ。優雅だよね。
あらー。いいわね。昔の隠居した大店の旦那さんみたい。
今まで家族のためにがんばって働いてくれたから、誰もほどほどにしてねなんて言えないんだ。
尋花問柳(じんかもんりゅう)の例文
- 父さんの会社には、なぜか尋花問柳な人が多くて、忘新年会はいつも花街で行われる。
- この辺は老舗が多く、尋花問柳な人がたくさん住んでいます。
- 歌舞伎の世界には尋花問柳な方が多く見られ、よく熱愛報道がスクープされている。
- 尋花問柳な健太くんは、尋花問柳なおじいちゃんの影響だと思います。
- 会社経営者には尋花問柳な人が多いので、花街の作法やお座敷遊びに通じていないと仲間入りできない。