著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

審念熟慮【しんねんじゅくりょ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
審念熟慮

【読み方】
しんねんじゅくりょ

【意味】
自分の思いを明らかにするために、十分に念を入れて考えること。

【語源・由来】
「審念」は、思いを明らかにすること。「熟慮」は、十分に念を入れて考えること。

【典拠・出典】

【類義語】
三思九思(さんしきゅうし)
千思万考(せんしばんこう)
沈思黙考(ちんしもっこう)

審念熟慮(しんねんじゅくりょ)の使い方

健太
ともこちゃん。審念熟して、自分の気持ちがやっとわかったんだ。
ともこ
何がわかったの?
健太
勉強が嫌いだってことがわかったんだ。
ともこ
そんなの審念熟慮しなくてもわかっていたことじゃないの。

審念熟慮(しんねんじゅくりょ)の例文

  1. 健太くんは、二時間ばかり審念熟慮するために外に出た。
  2. 審念熟慮するのに、この道は最適だと考える人が多いようで、哲学の道と呼ばれている。
  3. 健太くんのお父さんは審念熟慮するとき、トイレにこもるので家族は困る。
  4. 健太くんは自分がどうしたいのか、審念熟慮して答えを出した。
  5. 審念熟慮した結果、会社に辞表を出すことにした。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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