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下意上達【かいじょうたつ】の意味と使い方や例文(語源由来・対義語・英語訳)

下意上達

下意上達の意味(語源由来・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
下意上達

【読み方】
かいじょうたつ

【意味】
下位のものの意見を上位のものに伝えること

四字熟語の博士
「下意上達」という四字熟語は、位の低い人の意見や感じることが、上の立場の人にしっかりと伝わるという意味だよ。
つまり、人々の声が上位の人々、例えば国の指導者などにきちんと届くことを言っているんだ。
助手ねこ
ええな、それはつまり、「下の人の思いがちゃんと上の人に伝わる」ってことやな。
一般の人の声が大きなお偉いさんにも届くんやな。
これは、「誰の声でもちゃんと届くことの大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「下意」下々の者の意見
「上達」下々のことが、朝廷、上官などの耳に達すること。

【典拠・出典】

【対義語】
上意下達(じょういかたつ)

【英語訳】
Convey the will and ideas of those who are governed to those who govern.

例文
Workers ideas are systematically passed along to managers in this company.
この会社では、従業員の意見は組織的にマネージャーへ下意上達される。

下意上達(かいじょうたつ)の解説

カンタン!解説
解説

「下意上達」っていうのは、普通の人たち、つまり「下」の人たちの気持ちや考えが、上司やリーダー、つまり「上」の人たちにしっかりと伝わることを言うんだよ。それに、その人たちの意見や感じたことが、社長や国のトップなど、重要な地位にいる人たちにもちゃんと届くときにも使うよ。

「下意」は、一般の人たちが考えていることや感じていることを指すんだ。「上達」は、その意見や感情が上の人たちにちゃんと届く、つまり伝わるという意味だよ。

例えば、「下意上達の組織」というとき、それは全員の声がちゃんと聞かれ、意見が上の人たちにしっかりと伝わる組織、つまりみんなの意見が大切にされる組織を表しているんだよ。

下意上達(かいじょうたつ)の使い方

ともこ
そんな怖い顔をして、何をやっているの?
健太
野球部の顧問と校長に当てて嘆願書を作ってるんだ。上級生の下級生に対する態度があまりにも酷すぎるんだよ。ずっと我慢していたけれど、一年生全員がもう限界にきている。
ともこ
野球部は伝統があるからねぇ、下意上達がうまくいくといいけど。
健太
難しいのはわかっているけど、あれはもう指導というよりいじめだよ。退部覚悟で提出するつもりさ。

下意上達(かいじょうたつ)の例文

例文
  1. 為政者は国民の前に正しい道を示し強い意志で国をまとめなくてはならないが、国民を己の意思に従わせるだけではただの独裁者である。下意上達が問題なく行われ、民衆の意思を汲み取ることができる器量を持った人物であれば賢い君主となることができるのだろうが、大抵の場合は「裸の王様」となるようだ。
  2. 最近よく聞くブラック企業に下意上達は無く、従業員は上の意思でこき使われて使い捨てにされる。その事実に気づいていても、仕事や家族のしがらみに縛られて辞めることができずにいる人がいる。体を壊して、最悪命を失うことになれば大問題だと思うのだが。

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