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下意上達【かいじょうたつ】の意味と使い方や例文(語源由来・対義語・英語訳)

下意上達

【四字熟語】
下意上達

【読み方】
かいじょうたつ

【意味】
下位のものの意見を上位のものに伝えること

【語源・由来】
「下意」下々の者の意見
「上達」下々のことが、朝廷、上官などの耳に達すること。

【典拠・出典】

【対義語】
上意下達(じょういかたつ)

【英語訳】
Convey the will and ideas of those who are governed to those who govern.

例文
Workers ideas are systematically passed along to managers in this company.
この会社では、従業員の意見は組織的にマネージャーへ下意上達される。

下意上達(かいじょうたつ)の使い方

ともこ
そんな怖い顔をして、何をやっているの?
健太
野球部の顧問と校長に当てて嘆願書を作ってるんだ。上級生の下級生に対する態度があまりにも酷すぎるんだよ。ずっと我慢していたけれど、一年生全員がもう限界にきている。
ともこ
野球部は伝統があるからねぇ、下意上達がうまくいくといいけど。
健太
難しいのはわかっているけど、あれはもう指導というよりいじめだよ。退部覚悟で提出するつもりさ。

下意上達(かいじょうたつ)の例文

  1. 為政者は国民の前に正しい道を示し強い意志で国をまとめなくてはならないが、国民を己の意思に従わせるだけではただの独裁者である。下意上達が問題なく行われ、民衆の意思を汲み取ることができる器量を持った人物であれば賢い君主となることができるのだろうが、大抵の場合は「裸の王様」となるようだ。
  2. 最近よく聞くブラック企業に下意上達は無く、従業員は上の意思でこき使われて使い捨てにされる。その事実に気づいていても、仕事や家族のしがらみに縛られて辞めることができずにいる人がいる。体を壊して、最悪命を失うことになれば大問題だと思うのだが。

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