【四字熟語】
家給人足
【読み方】
かきゅうじんそく
【意味】
生活が豊かで、満ち足りているということのたとえ。
【語源由来】
「給」とは、行き渡る、豊かになるということ。「足」とは、十分にある、満ちそなわるということ。どの家にも衣食が十分に行き渡って、だれもが豊かに満ち足りているということ。
【典拠・出典】
『淮南子』本経訓、人間訓
【類義語】
・家殷人足(かいんじんそく)
・人給家足(じんきゅうかそく)
・民給家足(みんきゅうかそく)
【英語訳】
be well [comfortably]off
be making a good living
家給人足(かきゅうじんそく)の使い方
いつも遊びに来ていた従兄が、就職して一人暮らしを始めたんだ。
それは大変ね。仕事も覚えなくてはいけないし、生活のことも自分でやらなければいけないものね。
初めは大変だったようだけど、今は落ち着いて家給人足した日々を過ごしていると、手紙が届いたんだ。
よかったわね。ご家族も安心したでしょうね。
家給人足(かきゅうじんそく)の例文
- 世の中が平和になるためにはまず、家給人足になることが重要だと思う。
- 彼が国をまとめる際に、最も重要だと考えたことは、家給人足することだと話していた。
- 住み慣れた街を離れて、新しい仕事を始めた兄から、家給人足していると便りが届いて、父も母もとても安心した様子だった。
- 家給人足した生活を送ることで、子供たちは学ぶことに集中できるのではないかと考えている。
- 国民が最も訴えていたことは、家給人足した暮らしをすることだった。
まとめ
家給人足することで、安心して生活をすることができるのではないでしょうか。
生活が安定すると、学ぶことや、新しく何かを始めることにも、意欲がわくのかもしれませんね。