著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

猿臂之勢【えんぴのいきおい】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
猿臂之勢

【読み方】
えんぴのいきおい

【意味】
攻守や進退が自在にできる軍隊の体勢をいう。また、遠方に陣地を設けること。

【典拠・出典】
旧唐書』「李光弼伝」

猿臂之勢(えんぴのいきおい)の使い方

健太
大人になった時、猿臂之勢、臨機応変に事態に対応する能力が求められるよね。
ともこ
そうね。机の上で詰め込んだ知識だけでは、社会を生き抜くことはできないわね。
健太
じゃあ。0点ばかりの僕でも立派な大人になることが出来る可能性があるわけだね。
ともこ
0点ばかりは、極端すぎると思うわよ。

猿臂之勢(えんぴのいきおい)の例文

  1. 大災害が頻発している昨今、明日は我が身と思い、猿臂之勢が求められます。
  2. いつでも猿臂之勢で対応できるように、健康に気を使っています。
  3. 彼は、猿臂之勢で攻めたりひいたりして、契約数ナンバーワンに昇り詰めました。
  4. マニュアルに頼らず、彼は、猿臂之勢でこの修羅場をくぐりぬけました。
  5. 猿臂之勢、指示待ち世代には、この能力が求められます。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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