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懊悩輾転【おうのうてんてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
懊悩輾転

【読み方】
おうのうてんてん

【意味】
深い悩みや悲しみのために眠ることができずに何度も寝返りをうつこと。

【語源・由来】
「懊悩」は悩みもだえることで、「懊」も悩むという意味で、同じ意味が重なった言葉となります。
「輾」の意味は、ころがす、半回転する、寝返りをうつという意味で、「輾転」は、安らかに眠れないで寝返りをうつことの意味です。

【典拠・出典】

【類義語】
懊悩呻吟(おうのうしんぎん)
懊悩焦慮(おうのうしょうりょ)
懊悩煩悶(おうのうはんもん)
・辛苦心労(しんくしんろう)
焦心苦慮(しょうしんくりょ)
精思苦到(せいしくとう)
・煩悶懊悩(はんもんおうのう)

【英語訳】
anguish of heart
have mental anguish
be in agony
agony

懊悩輾転(おうのうてんてん)の使い方

ともこ
サッカー部の田中君、先日の決勝戦、最後のPKJ戦でゴールを外した責任を今でも感じているみたい。
健太
そうだね、本当に気の毒だよ。今でも懊悩輾転しているみたいだし。
ともこ
昨日も練習に出ていないようだし、今日もまだ元気がなかったよ。
健太
元気を取り戻すためにも、みんなで遊びにつれていってあげようかな。

懊悩輾転(おうのうてんてん)の例文

  1. 大切な人が不治の病になったことを知ってしまったため、懊悩輾転する日々が続いた。
  2. 会社の倒産が真実味を増してくることで、社長は懊悩輾転して眠れない日々が続いている。
  3. 大事なプレゼンで失敗したことで、今回の大型プロジェクトは立ち上がらなかった。懊悩輾転する担当者に誰も話しかけれなかった。
  4. 一晩中懊悩輾転するほど忘れられない出来事であった。
  5. 同僚から言われた一言で懊悩輾転することとなった。

まとめ

懊悩輾転(おうのうてんてん)の意味は「深い悩みや悲しみのために眠ることができずに何度も寝返りをうつこと」です。
「懊悩」は悩みもだえることで、「懊」も悩むという意味で、同じ意味が重なった言葉となります。
「輾」の意味は、ころがす、半回転する、寝返りをうつという意味で、「輾転」は、安らかに眠れないで寝返りをうつことの意味です。


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